RAVPowerの大容量モバイルバッテリー、RP-PB058を購入しました。
色々悩んだ挙句購入したこちらの製品、開封から使用感までレビューしていきます。
購入はいつものアマゾンから。プライムお急ぎ便で夜中注文からの翌日発送、二日目の午前中着。地方でこのスピード感は素晴らしいですね。
高級感あるパッケージで届きます
モバイルバッテリーのパッケージって、コンビニに売られているようなプラスチック素材のものを勝手にイメージしていましたが全然違いました。厚めの紙素材で高級感があります。
開封すると内箱が2つ入っています。
優しい緑色が印象的です。RAVPowerさんのイメージカラーなんでしょうか。ロゴとマッチした良い色ですね。
付属品は豪華4点セット!
こちらの製品、モバイルバッテリーの他に付属品がやたらついてます(もちろん嬉しいです!)。Amazonのレビューや商品説明を読むと内容がちぐはぐになっており分かり辛いのですが、どうやら過去に販売されたものよりセット内容に変更があったようです。
- メッシュポーチ
- USB-C to USB-C ケーブル(PD対応/95cm)
- USB to microUSB ケーブル(20cm)
- USB to microUSB ケーブル(60cm)
2017年5月に購入した時点では、モバイルバッテリーRP-PB058を含んだパッケージはRP-PB058JPの型番で販売されており、上記の一式が付属品として細長い方の小箱にまとめて封入されています。商品説明にも記載してありますね。
元々は本体充電用のUSB-C対応のACチャージャーが付属していたようですが、設計に欠陥があったとかで取りやめになったようです。(Nathan K氏による指摘論文*英語原文)
スマホに利用しているチャージャーが流用可能ですが、PD規格を利用した高速充電が必要であれば別途購入するしかなさそうです。

USB-C to USB-C ケーブルはこの商品の目玉であるUSB Power Delivery機能をすぐに使い始められるので非常に嬉しいですね。
USB to microUSBケーブルは安物であろう丸ケーブルではなく取り回ししやすいフラットケーブルです。
三本のケーブルはそれぞれ長さが違うので用途に応じて使い分けできそうで気が利いてます。
大容量を反映して本体も大きいです
もう一つの小箱にはバッテリー本体が入っています。
26000mah超えの容量だけあって、手に持つとズッシリ重みを感じます。

厚みはUSB端子ぐらい。シャツのポケットには確実に入りません。
重さは実測460gでした。Amazonの製品紹介ページだと372gになっていますが(2017年5月)間違いだと思われます。もっとも、こちらの製品を購入しようとする人はバッグイン前提で考えているでしょうから大きな支障はなさそうですね。
外装はつや消しのプラスチックです。ブラックでそれなりの高級感ありますよ。入出力ポートは側面一箇所にまとめてあり、他側面はなにもありません。
背面も同様になにもなく、正面に電池残量を示すインジケータと電源ボタンがあります。電源ボタンを押すと、残容量に合わせていくつかのインジケータが青く点灯します。最大は5つ。届いた時点で4つ点灯していました。さりげなく充電済なのは嬉しいですね。付属品のケーブルもUSB-C to USB-C ケーブルと合わせて3本あることから、本製品の売りである3ポート同時充電もパッケージ一つ購入で即座に始められます。旅行前にとりあえず購入しておくような使い始めでも問題なしです。
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説明書掲載の概要図はこちら。
本体保証は18カ月と記載があります。「販売権限を設けられた販売業者」とありますが、Amazonでの販売元である満点プラス(株式会社ニアバイダイレクトジャパン)が該当するかは不明です。ちなみに、Amazon上では「【18ヶ月+12ヶ月】の超長い日本国内安心保証が付き」と謳っているのでこの時点で本紙内容と異なりますが、Amazon経由ですしまあ保証されるでしょう。通常のモバイルバッテリーと異なりお値段お高めなので、保証が付く事は嬉しいですね。
付属のメッシュポーチはちょっと残念かも・・・

このポーチ、紐で口を閉じる構造なのですが、モバイルバッテリーを収容した状態では口が完全には閉まりません。バッテリー本体の長さに対して丈がぎりぎりです。
付属のケーブルを収納するスペースが確保されている訳ではありませんので、一緒に収納するとこんな感じでちょっと不格好です。本体とケーブルをスマートに収納可能なポーチを別で探すと思います。
PD規格でノートPCに充電できます!
この製品の一番のポイントはUSB Power Delivery(PD)機能への対応です。PDはGoogleが推進している新しい充電規格です。QualcommのQuickCharge(QC)に代わり今後広まっていくこと思われますが、現時点(2017年5月)ではモバイルバッテリーでの対応製品はほとんどありません。
Googleが「Quick Charge」などUSB PD以外の急速充電技術排除に向かう理由
PD対応製品でも設計に違いがあると上手く機能しなかったりするので、所持する製品間で互換があることを確認する事が大事です。この辺りは規格が広まるに連れ整理淘汰されてくといいですね。
私はMacBook AirライクなXiaomiのWindowsPC、Mi Notebook Air 13.3inchを充電するためにこのモバイルバッテリーを購入しています。早速充電してみた結果がこちら。
問題なく充電できていますね。26800mahということもあって、残量ゼロからのフル充電もできちゃいます。
ケーブル一つで、入力も出力も双方向で実現できてしまうPDの特性上、充電の仕方は注意が必要です。
モバイルバッテリーから他の機器へ充電する場合は、
- モバイルバッテリー側にUSB-C to USB-C ケーブルを接続する
- 本体のインジケータが点灯していない状態で、USB-C to USB-Cケーブルを充電したい機器へ接続する
の手順を実施すると、充電対象機器へ確実に電力供給が可能です。
インジケータが点灯した状態であったり、ケーブルを指す順番が異なったりすると、逆方向への給電(モバイルバッテリーへの給電)が開始される事がありましたので注意が必要です。何度かパターンを試しましたが、いまいち法則性が見つけられなかったので諦めちゃいました。
当初目的である大容量であることに加え、PD規格でMi Notebook Air 13.3inchへも給電可能なモバイルバッテリーを入手することができ大変満足です!
日常での普段使い用に通勤バックで持ち歩くのに加え、旅行などイベントにも持ち出したいと思います。
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