自宅NASは必要?クラウドサービスもたくさんあるけれど・・・

デジタル機器
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2年ほど前に、Synology製のNAS、DS215jを購入し利用しています。
入門用と言っても良いほど簡単にセットアップ可能な割に、多機能なのでコアな使い方もできる優れた製品です。

Synology NAS DskStation

販売開始からだいぶ立ちますので、現在は新しいモデルも登場しています。
DS215j系統の最新機種はDS220jですね。

白いボディに2本のドライブベイはそのままに、USB3.0ポートが2本になりメモリも増量とスペックアップが見られます。

2年近く自宅NASとして利用してみた感想を書いて見ようと思います。

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DS215jって?

その前に、簡単にSynologyのNAS(DS215j)について紹介したいと思います。

DS215jは、2本のドライブベイを取り付け可能なNASキットです。DSM(DiskStation Manager)という専用OSで動かします。

DS215j用の多種多様なアプリケーションがSynology社より用意されており、ブラウザでNASにアクセスしGUIベースでインストール可能です。
メジャーどころでいえば写真のアップロード/ダウンロードが可能なアプリ(Google フォトのようなものです)であったり、変わったところであればIPカメラと連携して映像データの蓄積が簡単に行えたりと結構なんでもあります。

Synology社以外のサードパーティー製のアプリケーションもDSM上の操作で簡単インストール可能であったりと、入門用にしては色々遊べます。後継機は所持していないですが、更に便利になっている事でしょう。

ちなみにDS215jは現在では古い機種になります。
最新機種はメモリなどのハードスペックが向上していますね。

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NASは常時稼働可能な環境が必要です

NASという特性上、好きな時ににいつでもアクセス可能である必要があります。都度電源ON/OFF運用をされる方は稀なのではないでしょうか。そのような使い方であれば、大容量のドライブを積んだPCで十分ですしね。

でもって、常時稼働させようと思うと電源周りに気を付けなければなりません。大規模な停電はもちろんですが、環境によっては日常でも瞬断リスクなどもあります。

我が家は、NASの導入に合わせてAPCのUPS(RS550)を導入しました。UPSについてのレビューもそのうち書こうと思います。
必須ではありませんが、長く安心してNASを使うつもりであれば導入された方が良いです。

ちなみに、常時稼働させることによる電気代の増加は殆ど気にしなくて良いレベルです。
少なくとも万単位で電気料金請求が増える何てことはありません。我が家の場合では千円も増えないような・・・。

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大容量が使い放題!ただし初期投資はそれなり必要

DS215jはドライブベイが2つあります。我が家では、Western DigitalのRED 2TBを2本差し、RAID1(ミラーリング)で信頼性を高めています。データの保管庫として利用する以上、何よりも信頼性が大事ですからね。

クラウドサービスが旺盛な昨今ですが、無料のクラウドサービスで利用可能な容量には限りがあります。2TBもあればメディアサーバとしてでも利用しない限りまず容量を使い切りません。

ちなみに、我が家の場合はメディアサーバとしての利用はしていません。テレビ番組の録画はHDDレコーダーで行っています。
3TBのDIGAを利用してTV番組の録画を行っており、容量内で古い録画番組を消しながら回しています。

録画番組をNASに移せたらなとも思いますが色々制約が多いので諦めました。かといって録画自体をPCで行って自由度を上げたいかというとそこまでの意欲がありません。永年残したい程の放送もそうそうありませんし。金曜ロードショーの映画ぐらいです。

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大事な情報を自分の責任で管理可能!情報漏洩対策に

クラウドサービスがどんどん便利になる今、ニュースでも情報漏洩が度々話題になります。ID/パスワードであったりクレジットカード情報であったり。
クラウドサービスを運営している会社はどこも大企業ばかりでセキュリティ対策も万全の筈です。しかし、どんなにセキュリティを固めても悪意ある攻撃によって情報が漏洩してしまう可能性はゼロではありません。

自宅NASの場合、外部へ公開しなければ外からの攻撃により情報が漏洩する可能性は限りなくゼロに近いです。その意味では、自分で気を付けて運用すればセキュリティリスクを減らすことが可能です。

ただし、便利に使おうとすると結局外部向けに公開する事になります。外出先からモバイル端末で使いたいですしね。
外部向けに公開する=対策を自身で行わなければセキュリティは維持できません。

私のようなずぼら向けに、SynologyさんはQuickConnectなるサービスを提供してくれています。
面倒なルータの設定をしなくとも、自宅NASからSynology社のサーバに向けて張ったコネクションを利用することでインターネットから自宅NASにアクセス可能になります。

外部のサーバを介す以上、セキュリティリスクの意味合いではクラウドストレージと同じく完全排除とはならないかもしれません。

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結局、私は自宅NASを使わなくなりました

ウキウキと心躍らせて導入して2年、私は自宅NASを使わなくなりました。
2年経ったことでDS215jのハード性能(特にRAM)が限界にきた事が一因でもありますが、私の生活スタイルではそもそも必要でなかったようです。

主な使途としてファイルサーバ的な使い方を想定していました。PC内蔵HDDを拡張するイメージで考えていましたが思うようにいきませんでした。

その一番の理由は通信速度です。

我が家のNASはリビングの隅の方に設置してありますので、NASとの接続は無線LAN(Wi-Fi)で行っています。ルーターの性能によるところもあるのかもしれませんが、ネットワークを介す以上PCに直結した場合に比べ速度が出ません。
ネットワークドライブ(ネットワーク越しのファイルシステム)として利用するほかにDS215jがサポートしていたiSCSIによる接続も試してみましたが、私の環境ではノンストレスでは使えませんでした。

PCに拡張用の外付けディスクを直接接続するか、内蔵ディスクの大容量化を目指した方が良いという結論に落ち着きました。
(結果、最近新しいPCを購入しました。内蔵128GB → 256GBに増えました)

WordPressで当サイトを始めた事で、バックアップデータの保管庫として活用する事も考えられますが、現状では規模が小さいので必要となりません。
将来的にバックアップデータが数10GB単位まで肥大化した時にどうしようか考えようと思います。毎度HDDに手動でバックアップデータを退避するような事はしたくありませんので、自動バックアップとして運用する事を考えるとNASが欲しくなるかもしれませんね。

結局、現在の私のようなライトな使い方ですと有名所のクラウドストレージサービスで十分カバー可能です。
私の場合はGoogle DriveとDropboxをメインに利用しています。
セキュリティについては、外部のサービスに格納するのはちょっと・・・といったデータについてはローカル環境に保管するようにしています。

便利なサービスが多数提供されているので自身のスタイルに合わせて賢く上手に活用していきたいですね。
これまでは上手に活用できませんでしたが今後必要になれば再導入を検討したいと思います。

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