会社員の建売住宅購入記録【第1回】:欲しい家を考える

新築住宅住宅購入
この記事は約6分で読めます。

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

新築住宅を購入してしばらく時間が経ちました。
新しい家に対する浮かれもほぼなくなり、良くも悪くも生活の一部になってきています。

家を買うこと。多くの人にとってこのイベントは人生一度きりです。
一方で、教科書的なセオリーがないのが住宅購入なのかも。

家庭ごとに何を大事にするかによって、答えが全く変わってきます。
戸建てとマンションの選択から、収入も違えば住んでいる町も違う。家族構成が違えば間取りも変わってくるし、周辺環境に求めるものも違う。

だから私たち夫婦が家を買うときも周りに相談した覚えがありません。

家を買うときに自分たちと近い境遇の人たちの意見を聞いてみたかったと、今になって振り返った時に思います。

同じような方の参考になればとの思いから、住宅購入に関わるイベントを最初から順番に振り返っていきます。自戒と備忘録も兼ねて。

2回目の住宅購入は考えたくないけどなあ。

スポンサーリンク

我が家のバックグラウンド

住宅購入において何を重視するかに関わってくる要因は、各家庭の家族構成やら収入やら上げ始めるとキリがありません。

今回の記事では私たちと同じような境遇の方に訴求できればと思いますので、我が家の情報をざっくりまとめておきます。

  • 当時から夫婦共働き、夫婦ともにアラサー(当時アンダー30)
  • 子無し、近いうちに子供は欲しい
  • 購入時の金融資産は300万以下
  • 電車通勤あり、車通勤あり
  • 東海地方在住、夫婦ともに将来転勤はしたくない
  • 新築希望

ざっとこんなところです。この時点でだいぶターゲットが絞れてきた感じですね。

最終的にどんな住宅になったか

先に結論だけ述べると

  • 駅近7分以内、通勤は45分以内
  • 新築建売戸建
  • ローコストメーカー
  • 延べ床100平米
  • インナーガレージ
  • 頭金なしフルローン(夫単独名義)

になりました。詳細は次回以降を含めて順次説明してきます。

スポンサーリンク

重要なのは夫婦で欲しい家のイメージを揃えること

一口に家といっても、各人によってイメージする家が全然違うもんです。

だからこそ、一番大事なことはパートナーである夫や妻と同じイメージを持つこと。どんな選択肢があって、なにを重視するかを夫婦でこれでもかってぐらい話し合うことです。

戸建・マンション、どっち

はい。これはもう議論してもしょうがない話題なんですが。
こればっかりは夫婦で話して結論を出すしかない。

庭がついていなきゃ嫌だとか、何かの理由で宅内に階段が絶対欲しいとかであれば戸建て。虫嫌いだから高層階じゃなきゃ嫌って意見があればマンション。

私は住宅の専門家ではないので戸建てとマンションのメリットデメリットは割愛しますが、重要なのはこの段階で夫婦の意見が一致していないと先に進めるのは危険だってことです。

新築、中古、どっち

なんでも新品じゃなきゃ嫌な人って一定層いますが、家に関しては特にそうなる人が多い気がする。ちなみに私たちもこのタイプでした。

これも夫婦で考えてどちらか決めればいいです。

戸建ての場合:優良中古住宅と格安新築住宅、どっち

戸建てを選択肢にする場合、もちろん築年数とかの条件にもよりますが、大手でしっかり作られた住宅の中古と、格安ビルダーで建てられた新築住宅のどちらがいいかって案外考える人少ないのではないでしょうか。

仮にこの条件で中古と新築の価格が同じだった場合、多くの人が新築を選ぶはず。我が家もそうなったと思います。

ただ、この問いについては冷静に各家庭で再度検討する余地があると思います。

客観的に数字を集めて検討すべきでしょう。ここでいう数字とは、

  • イニシャルコストである販売価格
  • 将来発生する維持コスト
  • 仮に売却した場合のリセールバリュー

のことです。

一方でマンションを購入希望とする場合、新築か中古かをもう少し冷静に定量評価する夫婦が多いのでは。
中古マンションの場合に修繕積立費が~みたいな話って、よく聞きますし。

マンションの場合はそもそもの比較の土台として建材等を加味して「同レベルの建築物」の中古と新築を比べて評価するケースが多いとも思っています。
マンションのローコストビルダーってあるのかな。

住宅メーカーは相談相手ではない

1つ言えることは、家を買うにあたり窓口となる建築会社や仲介会社の人間は、あなたのためを思って言葉を吐くことはしないってこと。

全ては自社の営業のためなので、彼らの言葉に意味はありません。
彼らは飯を食うために家を売っているわけです。家が本当に大好きでボランティア精神で仕事をしているような奇特な担当にあたる可能性はまずないと思った方が良いです。

「私たちよく分からないでんすけどどうすればいいんですか」なんて相談するのはやめましょう。絶好のカモ以外の何物でもないですよ。

もちろん中には本当に客のことを考えて仕事をしている方もいるでしょう。業界に携わる方の全員を否定するわけではなく、買う側の心構えの話なので、仕事にされている方がいればご容赦ください。

スポンサーリンク

夫婦の意見をまとめて作戦を立てる

なんてことはない。仕事の進め方と同じで、予算とスケジュールを自分たちであらかじめ考えるわけです。

この当たり前のことが、家づくりとなるできなくなる人が多いのでは。
というのも、我が家がこのパターンだったから。

家が欲しいんですけど、、、と尋ねていった先の専門家の言葉を鵜呑みにする。全体像をイメージしないまま家づくりや購入の流れに身を任してしまう。これ結婚式のときも同じ流れだったなあ。

こうなると、自然と販売側(相手)のペースに乗ることになる。
それではダメですよってことを指摘してくれる人間(相談できる相手)が周りに出来辛いのも住宅購入の難しさですね。

家を買うプロセスはプロジェクトの立ち上げと同じ

この場合の正しいプロセスとしては

  1. 自分たちでできる限り情報を収集する。
  2. 優先すべき事項の洗い出しと予算やスケジュールを含む全体像をイメージする。
  3. 自分たちの要求を最も満たすパートナーを見つける。
  4. できることとできないこと(やることとやらないこと)を最終確認。
  5. 納得できれば契約段階へ。

となるわけです。このうち、1~2がこの段階でできることで、ここでいう夫婦で意見を1つにまとめ作戦を立てる部分。

サラリーマンだったらプロジェクトの立ち上げなどで当たり前にできているはずのこれらのことを意識するだけで、家づくりや住宅購入の成功率が段違いのはず。

私もコレを指摘してくれる人がいたらなあ。笑

スポンサーリンク

次回は内見におけるポイント

今回は住宅購入の最初のステップである家に対する思考を振り返りました。
家を買うってこと自体に浮かれていて、この辺りを冷静に考えずに進めた自分たちの反省でしかないのですが。

私たちの経験がこれから住宅を考える方たちの参考になれば嬉しく思います。

今後、我が家の住宅購入の振り返りをシリーズ化しようと思います。次回は新築戸建住宅の内見におけるポイントかなあ。

我が家が新築戸建ての建売を買っているので今後の方向が特化していきますが、同じようなプロセスを検討されている方はお付き合いください。では。

コメント

タイトルとURLをコピーしました