売り物みたいに綺麗なハンドメイドくるみボタンの簡単な作り方

ハンドメイド
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ハンドメイド大好きhakumaiです。

ハンドメイドくるみボタンヘアゴム

くるみボタンといえばヘアゴムやブローチとして幅広く使われていてとっても可愛いですよね!
多くのハンドメイド作家さんが素敵なくるみボタンを販売しています。
私も自分の手で作ってみたい!と思い、今では綺麗に仕上げられるようになりました。

これからくるみボタンのハンドメイドを始めたいと思っている方。
なかなか綺麗に仕上がらない方。
細かく作り方とコツをのせていくので参考にしてみて下さいね~!

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くるみボタンを作る前に準備する物

ハンドメイドくるみボタン 必要な物

くるみボタンでヘアゴム・ブローチを作るために必要な物はこちら。

  • くるみボタン シェル・バックパーツ
  • 打ち具
  • 型紙
  • 生地
  • キルト芯
  • 目打ち
  • ニッパー(金属をつまめて曲げれる物)
  • ボンド(金属と布接着用)
  • 合皮(ヘアゴム裏地用)
  • ヘアゴム
  • フェルト(ブローチ裏地用)
  • ブローチピン
  • 針と糸

くるみボタン(シェル・バックパーツ)・打ち具・型紙

くるみボタンパーツ

くるみボタンを作る前に必ず用意しないとできない物がこちら。

銀色のものがくるみボタンになるシェル(表部分)とバックパーツ(裏の部分)。
右上の白いものが生地の型紙、下の透明と青のパーツは打ち具のセットです。

くるみボタン初心者の場合、全部入りのセットもあります。

足付きと足なしの違い

くるみボタンのバックパーツには、「足付きタイプ」と「足なしタイプ」があります。

ヘアゴムを作りたい人は必ず足付きを選びましょう。「足」の部分にゴムを通すので、足なしではヘアゴムが作れません。

反対にブローチを作るときは足が邪魔になりますが、足はニッパーを使うことで足を簡単に取り外せるので、ヘアゴムもブローチも作ってみようという方は、足付きを買うのがおすすめです。

ベストサイズの38mmはネット通販で買える

作りたいくるみボタンのサイズによって買う大きさを選びます。
ちなみにさっきの画像のボタンで38mm。

いろいろ試行錯誤しましたが、ヘアゴムやブローチにするなら38mmがベストサイズです!
それなのに手芸屋さんには38mmより小さい物しかおいてないんです・・・
なんで??

ちなみに100均の物は全然ダメでした。綺麗に仕上がらないし使いにくい。

そこでみつけたのがネット販売している「クラフトモンキー」さんのくるみボタン。

安くて使いやすくて大満足。

打ち具もセットで買いましょう

初めての人は打ち具も忘れずに。

くるみボタンと打ち具のセット売りもありますが、大容量お得タイプのくるみボタン50個入りを買うなら、打ち具単品を別で買った方がお得になります。

型紙はクリアファイルがおすすめ

くるみボタン 型紙

セットを買ったりすると、くるみボタンを作るに利用する型紙がついてきます。
ですが、紙製のこの型紙を何回も使うとすぐにボロボロになります・・・。

私のおすすめはいらないクリアファイルを切って型紙にするすること。

クリアファイルなら頑丈で長く使えます。
しかも生地が透けて見えるのでをカットするときに柄のバランスが見れるのでとても便利。

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実際につくってみよう!くるみボタンの作り方

生地は基本何でもできますが、厚みがありすぎるとできない場合もあります。

おすすめは綿生地、リネン生地。仕上がりが綺麗です。

薄い生地は中に薄いキルト芯をはさむとうまくいきます。
生地によってくるみボタンの金属色が透けてしまうものもあるので、キルト芯は綺麗に仕上げるためには必需品です。

今回は花柄がとっても可愛いリバティーの綿生地を使います!

生地のカット

くるみボタン 生地 型紙

型紙を用いて生地をカットしていきます。

生地の中央38mmが仕上がり部分なので、柄の配置を考えながらカットします。
そんな時このクリアファイルの型紙が便利です。
なんとなくカットして作ってみたら柄がないなんてこともあるので注意が必要。

キルト芯もカットします。

打ち具で留める

くるみボタン 打ち具の使い方

生地とキルト芯を重ね打ち具を中央に合わせます。

おおよそ真ん中に留め具の位置を合わせます。

くるみボタン 打ち具の使い方

ひっくり返すとこうなる。

くるみボタンの丸みを下にしてぐっと押します。

くるみボタン 打ち具の使い方

この時、生地がずれてしまうこともあるので必ず生地の柄を見て確認すること!

くるみボタン 打ち具の使い方

確認せずにつくってしまうと残念な仕上がりになるので要注意。
ここまでしっかり押し込んで下さいね。

矢印の部分は両面テープを貼っています!

中に両面テープを貼ると布を綺麗にまとめることができます
仕上がりも綺麗だし、簡単にバックパーツを押し込めるようになるので初心者の方にはおすすめの裏技
もちろん綺麗にできる人はなくてもかまいません。

ブローチを作る場合は「足」をはずす

冒頭で紹介した通り、足というのはヘアゴムが通る部分の金具のことを言います。
ブローチの場合は足が邪魔なのではずします。

くるみボタン 足外し

足の裏側をニッパーでつまんで伸ばします。

くるみボタン 足外し

簡単に外すことができます。

バックパーツをはめ込む

バックパーツを押し込みます。
カポッと入るので気持ちがいいです。

ハンドメイド くるみボタン

コロンとしていて可愛い。
打ち具からくるみボタンを外す瞬間がくるみボタンづくりで一番楽しい時間です。

ヘアゴムの場合は足の向きに注意

くるみボタン バックパーツ

ヘアゴムを作っている場合は要注意!
「足」の穴が上下方向に向くようにバックパーツを取り付けること。

特に向きを気にしない生地であれば、どの向きでもかまいません
上下の柄の向きがある場合、いざ頭につけると傾いたりしてしまいますので「足」の向きは写真の通りにしましょう

くるみボタン 裏

ブローチの場合は向きは関係ありません。

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売り物みたいに仕上げるには裏処理が重要

ここまでの状態で販売しているハンドメイドも多くあります。
ですが裏返すと金属が見えて素人の手作り感が出てしまうんです!

可愛いけど・・・なんか残念。
そんな気持ちにさせてしまいます。

裏の処理こそ綺麗に仕上げると清潔感がぐんと上がっておしゃれに仕上がります

ヘアゴムの場合とブローチの場合をそれぞれお話していきます。

ヘアゴム編!裏面の処理は合皮がベスト

私はヘアゴムの裏地には合皮を使用しています。

ヘアゴムの裏地に合皮が良い理由は

  • 切りっぱなしで使える!
  • 髪の毛との摩擦が少ない生地
  • 汚れ、水に強い
  • カラーバリエーション豊富

いろんな色があるのでくるみボタンの色調に合わせて選ぶと綺麗な仕上がりになります。

裏地用合皮をバックパーツに合わせてカット

くるみボタン ヘアゴム 裏地 合皮

まずは合皮をカット。
型紙はなくてもバックパーツを使ってカットすればオッケー。

足用の切れ込みを入れる

くるみボタン 裏地の付け方

真ん中に「足」が通る切れ込みをいれます。

くるみボタン 裏地の付け方

四つ折りにして真ん中にはさみを入れると簡単。

接着時は直接押さえない

あとは接着なんですが・・・
手でおさえるとボンドが手についてしまい生地を汚してしまうので触らないこと!
私は目打ちを使って隅までしっかり密着させます。

竹串とかでもいいかも。

合皮の接着にはべたつかず伸びが良い「コニシレザークラフト用ボンド」がおすすめ。

くるみボタンに使う場合は風通りが悪く乾燥し辛いので、最低でも24時間は乾かした方が良いです。
なかなか乾かない場合は扇風機の風にあてたり、空気清浄機のそばに置いておくといいですよー。

ヘアゴムのゴムの通し方

くるみボタン ヘアゴムの通し方

ゴムは結び目が見えると手作り感がでるので、結び目のない通し方をおすすめします。
あらかじめ輪っかになっているゴムを選びます。
ゴムが狭くて通らない場合は、糸などに通して引っ張って通します。

くるみボタン ヘアゴムの通し方

通ったほうのゴムに、通っていない方のゴムを通して完成!

ブローチ編!裏面の処理はフェルトがベスト

キルトは羊毛が入っているものと、ポリエステル100%のものがあります。
ブローチの裏地に合うのはポリエステル100%のフェルトなので注意してください。
羊毛が入っていると毛羽立ちやすいです。
ポリエステル100%は水にも強くやや硬めなので長く綺麗に使えます。

ブローチの裏地にフェルト(ポリエステル100%)が良い理由は

  • 切りっぱなしで使える
  • ブローチピンを縫い付けやすい
  • 厚みがあり使いやすい仕上がり
  • カラーバリエーション豊富

通販で買うならこれとかいいかも。

ブローチピンを縫い付ける

くるみボタン ブローチ 裏地の付け方

バックパーツを使ってフェルトをカットするのはヘアゴム編と同じ。
そのあとにブローチピンを刺繍糸で縫い付けます。

ブローチピンは真ん中より少し上につけるのがポイント。
真ん中に縫いつけてしまうと、ブローチをつけた時におじぎしてしまうことがあるからです。

ボンドで接着

くるみボタン ブローチ 裏地の付け方

ボンドで接着。

くるみボタン ブローチ 裏地の接着

ヘアゴムと同じように、素手で触るとボンドが生地についてしまうので目打ちや竹串で密着させると綺麗に仕上がります。
接着する時は表地の向きを確認しながら慎重に

ブローチはヘアゴムに比べて接着部分に力が加わりやすく、ボンドにも強度が必要です。
hakumaiはコニシの「SUプレミアムソフトクリヤー」を使用しています。コニシばっかり。

ヘアゴム同様、乾燥はしっかりさせましょう。手につくとべたつきがすごくやっかいなので気をつけましょう。

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ポイントさえおさえれば売り物みたいに綺麗にできる

くるみボタンは誰でも簡単に作ることができてハンドメイド初心者にはおすすめです。

私が初めてくるみボタンを綺麗に作り上げた時は1個辺り20分以上時間をかけて作っていました。
ですが慣れた今は1個辺り5分ほどで綺麗に作れるようになりました。
ポイントさえおさえれば誰でも綺麗に仕上げられるので、初めは時間をかけても妥協せず作ることが大切です。

大切な人へのプレゼントや、ハンドメイド販売などにいかがですか?

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